大橋院長の為になるブログ

2014.07.31更新

「心筋梗塞と高血圧症」
血圧上昇を伴う狭心症発作には、まず亜硝酸の舌下投与、口腔内噴霧を行う。急性冠症候群に高血圧が合併した場合は、
降圧とともに心筋酸素需要量の減少、冠血流の増加を図る目的で、ニトログリセリンを持続静注する。
ただし、下壁梗塞で右室梗塞合併が疑われる場合には投与を避ける。著明な除脈など禁忌が無ければ、β遮断薬を併用する。
β遮断薬が使用できない場合や、降圧が不十分な場合はジルチアゼムを用いる。
収縮期血圧140mmHg未満を目標とする。なお、心筋梗塞では、急性期からのβ遮断薬や早期のACE阻害剤が予後改善に有用とされている。

岐阜県大垣市の大橋医院は、高血圧症、糖尿病、や動脈硬化症に全力を尽くします。

投稿者: 大橋医院

SEARCH

ARCHIVE

CATEGORY