大橋院長の為になるブログ

2014.06.19更新

<食物アレルギーの薬物療法>
1.アドレナリン:アナフィラキシー治療の最も有効な薬剤である。
末梢血管収縮作用により、喉頭浮腫や滑翔血管拡張による血圧低下の改善に即効性がある。
効果が不十分な場合は10-15分後に再投与が可能である。
医療機関以外において症状が発言した場合のアドレナリン自己注射薬として、
体重15-30kg用のエピペン0.15mgと体重30kg以上用のエピペン注射液0.3mgの処方が可能である。

2.抗ヒスタミン薬:食物アレルギーの急性期の反応に対して最も多く用いられる。
3.ステロイド:ステロイドに即効性はなく、遅発反応に対して予防的に用いられる。
内服ではピレドニゾロン1-2mg/kg(60mg/日)を超えない。静注および点滴では
ヒドロコルチゾン5-10mg/kg、プレドニゾロンまたはメチルプレドニゾロンを用いる。
4.気管支拡張薬:咳嗽などの呼吸器症状に吸入して用いられる。

岐阜県大垣市の大橋医院は、高血圧症、糖尿病、や動脈硬化症に全力を尽くします。

投稿者: 大橋医院

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