大橋院長の為になるブログ

2014.05.30更新

<SGLT2受容体拮抗剤>
糖尿病の新しい薬である。腎臓の基本構造に糸球体がある。
この糸球体を尿細管が取り囲んで、体の栄養素、電解質、水分を再吸収して、
体の、細胞の恒常性を維持している。
SGLT2受容体拮抗剤は、尿細管糸球体の最初の出口で糖の再吸収を阻止する糖尿病である。
しかし、無理やり尿に糖をだし、糖尿病をコントロールするのは、よくない。細胞内代謝を改善しない。
やせるからといって、この薬を選んではいけない。高齢者、やせた人、女性、罹病期間が長い人、
腎機能低下症例には使えない、併用薬を減らせるものではない。やめるとリバウンド(反跳減少)がおこる。
長期成績は一つもない。今年の4月から国内6社が発売競争になる。
唐人では、全身の皮膚発疹、頻尿、脱力感、便秘、口渇、などが発現、しばらく投与を見合わせることにする。
昨日もこのSGLT2受容体拮抗剤の勉強会があったが、よく見ても、糖尿病の3番目から4番目に使う薬だそうである。

岐阜県大垣市の大橋医院は、高血圧症、糖尿病、や動脈硬化症に全力を尽くします。

投稿者: 大橋医院

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