大橋院長の為になるブログ

2014.05.31更新

「金曜日の夜は恐怖がいっぱい」

金曜の夜ともなれば、終末の疲れがどっと出現し、早く休みたいのが信用である。
蹴球二日のお勤めの方は、解放感にしたっているだろう。
小生となると、もう午後5時より、病棟のナースより電話が鳴りっぱなしである。
「嘔吐しています。バイタルは保たれてます。あ!便状のものを嘔吐しました。
看取りとなっていますが、意識清明、先生!往診してください」
母親が亡くなって数年なるが、その車は私の往診車になる。
早速、現場に行ってみると、ナースが必死に88歳の老婆から経口で吸引している。
長は平たんになるが、すぐに腫大する。38-40歳に開腹術を受けている。麻痺性イレウスは忘れたころにやってくる。
救急搬送しかない。中核病院に電話したら、幸いよく知っている副院長につながった。受け入れ"oK"
あとは119番救急搬送、やっと家に帰れたのはごふぉ9時ごろである。疲れを通り越して、癒してくれたのは
冷たいビールと家族である。

岐阜県大垣市の大橋医院は、高血圧症、糖尿病、や動脈硬化症に全力を尽くします。

投稿者: 大橋医院

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