大橋院長の為になるブログ

2014.04.17更新

<病態>乳幼児期に緊急処置を要する代表的疾患で、腸管の一部が隣の
肛門側腸管に陥入するため、嵌入腸管血行障害を生じる。男児:女児=3:2、
5-10月は好発年齢である。
<症状>多くは上気道感染、下痢の前駆症状に続入て急激に発症する。
突然、不機嫌となり、嘔吐、激烈な観血的腹痛を呈し、蒼白、」ぐったりした状態となる。
その後、イチゴゼリー状の粘血便を生じる。
<診断>発症より早期に右季肋部から心窩部にソーセージー様の腫瘤を触れることがあり、
注腸で先進部が蟹爪状に描出される。
<治療>バリウム、または空気により整復を試みる。腸管が壊死に陥っている場合には
小腸切除が必要となる。

岐阜県大垣市の大橋医院は、高血圧症、糖尿病、や動脈硬化症に全力を尽くします。

投稿者: 大橋医院

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