大橋院長の為になるブログ

2014.02.26更新

「認知症の講義のまとめ」
2月20日、
認知予防、治療センター長 田平武先生の講義より
治療的観点より
聴講者 大橋医院 大橋信昭

アリセプト(ドネぺジル塩酸塩):アパシー(ボーとして)、意欲なし、の方に適応、 逆にアリセプトは攻撃性、不眠、イライラが副作用。

レミニール:不安,焦燥、攻撃性
      周辺症状(異常行動)に適している。



検討したい張り薬:イクセロンパッチ
 会話が出る、ADL改善、新聞も読むなど改善効果が多い。
アパシー--アリセプト、イクセロンパッチ
異常行動:レミニール、メマリーもいい薬だ。
多剤服用者:イクセロンパッチ
イクセロンパッチを異常行動者に試してはどうか?
メマリーも異常行動者にはとても良い
<併用禁忌>
メマリーとタガメット、PLG
レミニールとパキシール
アリセプトとタケプロンとブスコパン
#レミニールは排便回数が多くなる。イクセロンパッチへ切り替え。
イクセロンパッチを張る前に、皮膚をほごしてやる。
皮膚かぶれがなくなる。ヒルドイドクリームを全身に塗布。
乾燥性皮膚炎にも有効。

<イクセロンパッチのタクティールケア効果>
心地よさ、安心感、自分が認められる。
イクセロンパッチは9mgが最適、
メマリーを使うときは腎機能を注意する。
腎機能が悪い人は5mgで慎重に
急激な精神症状とせん妄、褥瘡、肺炎、骨折、タガメット、PL顆粒が原因の時はメマリー20mg
薬をやめようとしても、アリセプトは半減期が72時間、レミニール、イクセロン、メマリーは半減期が短い。
一日一回4.5mgから開始。原則として4週ごとに4.5mgずつ増量し、維持量一日18mg塗布
背中、上腕部、胸部のいづれかの正常な皮膚に塗付し、24時間ごと張り替える。


岐阜県大垣市の大橋医院は、高血圧症、糖尿病、や動脈硬化症に全力を尽くします。

投稿者: 大橋医院

SEARCH

ARCHIVE

CATEGORY