2014.02.14更新

小生の所属する医師会長がこう言った。
「君の人生は、せいぜい10年だ、いやもっと短いかもしれない」
この直球アドバイスに、私は考え込んでしまった。
確かに60歳から61歳になろうとしている、孫もできる、お爺さんだ。
だから身辺整理は、きちんとせねばいけない、しかし、何かやり残したことがある。
柔肌の熱き血潮の振れもせず、医療一直線の人生だ。
昇天する前に、柔肌の熱き血潮に触れておきたい。
女房はどうだ?仕事がおわったら、口をあけて、もう高鼾だ。
当院のスタッフ、アルバイト先には女性が、ごろごろうごめいている。
私は、昔、老人ホームの婦長と回診してばかりいたが、婦長は私より二つ年下である。
厚化粧で飾っておるが、熱き血潮も柔肌も感じられない。
ある日、ひとまわり以上の年下の看護師と回診ができた。
とてもきれいな女性であった。回診に集中できず、その女性の美しさに魅惑されてばかりいた。
吐息も甘く、私はこんな近くに、熱き血潮の柔肌がいることを知った。
それからは妄想の世界である。どうやって、アプローチするか、二人っきりになるときはないか?
その妄想を小生はうかつにも婦長に言ってしまった。
「あの子は綺麗ですな」

これがいけなかった!この私の発言のおかげで、熱き血潮の女性は婦長から散々いじめられるようになった。
女性の世界で、特定の人をきれいだというと"セクハラ"になるらしい。
どうもこの組織に柔肌の熱き血潮は触れることができなさそうである。
もうすぐお爺さんになるから、パソコンも綺麗にして、身辺知りして医学に邁進せねばいけない。
どうやら、柔肌の熱き血潮に触れもせず昇天するらしい。

岐阜県大垣市の大橋医院は、高血圧症、糖尿病、や動脈硬化症に全力を尽くします。

投稿者: 大橋医院