2013.12.27更新

吾輩は老人である。
患者さんは、私を医師として尊敬してくれるが、
徘徊で、糞まみれで発見される、痴呆老人と変わりはない。

後期高齢者との年齢差は20もないが、そんなもの、あっという間に"0"に近づく。
尿失禁、便失禁、認知症、聴診器を振りまわして、机の上でおどりだすかもしれない。

私自身、老人意識過剰症候群である。肩が凝り、頭痛でもすると、すぐに血圧測定、
頻回に血液検査を施行し、そのデータに一喜一憂する。
排尿にも時間がかかり、入浴中は、溺死していないか家族のチェックが入る。

映画も小説もテレビも昔のを繰り返す見るだけで、最近の有名人や流行歌は知らない。
紅白も全く関心がない。趣味は書く事である。
今、左腕に外傷があり、動きが不自由である。
小春日和の日は、遠出をし、田園や森を散策し、大学ノートに短歌を書き、
随筆を家に帰り、ビールを引っ掛けながら傑作品を書こうと思う。
吾輩は随筆家である。

岐阜県大垣市の大橋医院は、高血圧症、糖尿病、や動脈硬化症に全力を尽くします。

投稿者: 大橋医院