2013.12.20更新

施設の患者さんの幸福を考えると、何をしてやることが医師として、大切かと思う。

以外と単純で、快眠、快便、痛みがない事の3つを考える。

余命いくばくもない哀れな老人に、下剤で快便、睡眠薬で快眠、

老人にとって痛いところは神経痛を含めて、いたるところにある。

悪性疾患さえなければ、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群などは

積極的に鎮痛剤を出してやるべきである。昇天ががいつ来るかわからないのに、

目の前の苦痛をとってやることが大切と思う。

まずは今日一日、明日の一日がその老人にとって幸福であれば良いと思う。

当然、悪性疾患、感染症などを除外診断することは大切である。

これを賛同してくれない看護師がいると、私と摩擦を起こす。

民間療法や、睡眠薬や、痛み止めを飲む老人をひどく嫌う看護師がいる。

そういう看護師が権威を持つと、弱い看護師が私と反対の考え、強い看護師に

叱られないことのみ考えて行動しだすと、施設の仕事もつまらなくなる。

私は今日一日の老人の最大の幸福を考えて診察したい。先がもうないのだ。


岐阜県大垣市の大橋医院は、高血圧症、糖尿病、や動脈硬化症に全力を尽くします。

投稿者: 大橋医院