大橋院長の為になるブログ

2013.11.19更新

「脳出血」は、脳実質内に出血を起こした疾患である。
原因の多くは、高血圧を基盤とするが、出血傾向、若年者の脳動静脈奇形、アミロイド血管症にある。
出血の好発部位は被殻、視床、皮質下、小脳、橋である。
しばしば頭痛、嘔吐を伴う。意識障害や片麻痺が出現する。

出血部位による分類:比較出血.視床出血(出血の対側の片麻痺、感覚障害、右片麻痺では失語症を伴う。)
小脳出血(突然、強い頭痛、吐き気、嘔吐、めまいをもって発症する。)
橋出血(数分以内に昏睡に陥り、四肢麻痺、除脳硬直を呈する)

<診断と治療>CTにより100%診断できる。
A)内科的治療:血圧のコントロールに、脳浮腫に対して、マンニトールやグリセロールなどの利尿剤を用いる。
B)血腫除去術、血腫による急性水頭症に対しては脳室ドレナージを行う


岐阜県大垣市の大橋医院は、高血圧症、糖尿病。や動脈硬化症に対して全力を尽くします。

投稿者: 大橋医院

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