大橋院長の為になるブログ

2013.07.24更新

A:極度のインスリン欠乏と、コルチゾールやアドレナリンなど
インスリン拮抗ホルモンの増加により、高血糖(>300mg/dl)、
高ケトン血症(βーヒドロキン酪酸の増加)、アシドーシス(pH7.3未満)
をきたした状態が糖尿病ケトシドーシスである。
直ちに初期治療を開始し、同時に専門医のいる医療機関への移送である。

B:初期治療は十分な輸液と電解質の補正及びインスリンの適切な投与である。
1)体重の変化から脱水の程度を大まかに推定し、直ちに生理的食塩水点滴静注
(500-1000ml/時)を開始する。

2)インスリンは少量持続静注法が原則である。速攻型インスリンを0.1単位/kg体重/時の速度で
静脈内持続注入する。

C:専門医のいる医療機関への移送をできる限り速やかに行う。それまでに行った輸液とインスリン治療の内容を紹介状に
書いておく。

岐阜県大垣市の大橋医院の院長の大橋信昭は高血圧症、糖尿病や動脈硬化に全力を尽くします。

投稿者: 大橋医院

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