大橋院長の為になるブログ

2013.06.29更新

「反復性腹痛」


「その子供の活動を障害するような腹痛発作が3ヶ月の間に3回以上ある。
年齢は3歳以上で、診察の前1年腹痛発作が持続していて、両親が腹痛に気がついていること。」
身体的疾患でなく、心身医学的対応を必要とする機能的な疾患と思われる。

1)頻度:3-15歳に分布しており、学童の11%に見られ、小学校入学以降の学齢期により増加傾向にある。

2)痛みの性状は、けいれん性、疝痛性で、部位はへそ周辺が多い。
毎日のもの週一回、一ヶ月に及ぶもの様々で、夜間に腹痛で目を覚ます。

3)原因は心因的なもの。

4)幹児を中心として家庭、学校、友人関係、性格など詳細な問診をする。

5)実際にお腹が痛むことを認めてやる。
小児及び家族の不安を取り除いてやる。
薬物は腹痛薬は補助的なもので、不安感の強い子にはジアゼパムが効果がある。


岐阜県大垣市の大橋医院は高血圧、動脈硬化、心臓疾患などに全力を尽くします。

投稿者: 大橋医院

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